らリーガ

<ウェブサイト名>

<現在の時刻>

出典: 標準

Q10頭を動かすとめまいがします。どうしたらよいでしょうか。 A  寝たり起きたりした後、寝返りを打った後に数秒から数分フワフワする感じ、ぐるぐる回る感じが起こる原因は、多くの場合耳の奥の内耳にあります。 内耳には三半規管と前庭、かたつむり管という3つの部分があります。かたつむり管は外から伝わってきた音を耳の神経の電気信号に変換し、脳に信号を送る役目をしています。 一方、三半規管と前庭の中にある耳石器には頭の動きや傾きを調べ、脳や手足、眼に情報を送る働きがあります。 三半規管は頭が回っているかを感知しています。リンパ液という液体が入ったホースが輪になった形をした半規管がお互いに90度ずつに組み合わさっています。 ホースの一部に部分的にやや膨らんだところがあり、その中に柔らかいゼリー状の衝立があります。頭が回ると半規管の中のリンパ液が動いて、その流れが衝立をなびかせることで回転運動が分かります。  3つの半規管は袋状の卵形嚢というところで束ねられており、耳石器はその中にあります。 耳石器はお皿の上に乗せたゼリー状の膜の上に耳石という砂が盛り付けられている構造をしています。お皿を傾けるとゼリー膜と耳石が傾くことで頭の傾きが検知されます。 耳石はカルシウムの結晶でできており、ゼリー膜の回りではいつも新しい耳石が生み出され、古くなった耳石は膜からはずれて周りに取り込まれ、絶えず耳石は更新されています。 外れた耳石はゼリー膜の回りに取り込まれずに、お皿からこぼれてしまうことが時にあります。そうすると卵形嚢から耳石が半規管に落ち込んでしまいます。 その状態で寝返りを打ったり、寝たり起きたりすると半規管の中を耳石がコロコロと転がって、普段より大きな流れが生じ、半規管のゼリー状の衝立が大きくなびくためぐるぐる、フワフワする感じが起こります。しばらくじっとしていると、リンパ液の異常な流れが止まって、症状は治まります。しかしまた体を動かすと、同じような症状が繰り返して起こります。 めまいが起こると脳の自律神経を調整する部分に信号が送られ、吐き気が起こり、実際に吐いてしまうこともあります。  また眼の動きをコントロールしているところにも信号が伝えられ、ぐるぐる、フワフワしているときに眼が自然に揺れて動く眼振という現象がみられます。 耳石が剥がれて半規管に落ち込んでしまう原因ははっきりしないことが大多数ですが、時には頭を強く打った後に見られることもあります。  また骨粗しょう症などカルシウムの代謝が悪くなる中高年の女性に多い傾向があります。夜あまり寝返りを打たず決まった姿勢で眠る習慣のある人に起こりやすいともいわれます。 半規管に落ち込んだ耳石が原因となって起こる症状なので、耳石が半規管の中にあるといつまでも続きます。 耳石体操という運動を積極的に行って、耳石をわざと転がしていると、耳石が元の位置に戻って症状がなくなります。 体を動かすとめまいがするため、怖がってなるべく動かさないようにじっとしている人も多いのですが、安静にしていると症状は長引きます。 めまい感を和らげるため薬は有効ですが、根本的には耳石をなくさないと問題は解決しません。

ブックメーカーアフィリエイト 【PLAY WORLD CASINO】プレイワールドカジノ 入出金方法! グレミオ・ノヴォリゾンチーノ ボンズカジノ損失10~20%キャッシュバック&リベート制度 ...
Copyright ©らリーガ The Paper All rights reserved.